スキップして進む

On App

スイス生まれの高機能ランニングシューズ&ウェア

Run the City Guide:エピソード9 - バンクーバー編

山と​​海に​​挟まれた​​カナダの​​バンクーバーは、​​都会と​​自然の​​バランスが​​絶妙な​​街です。​​雨が​​多い​​地域と​​しても​​知られていますが、​​ビーチや​​公園、​​トレイルが​​豊富に​​あるので、​​走るには​​最適な​​場所です。​​そんな​​バンクーバーで​​ランニングを​​楽しんで​​みませんか?

カナダ西海岸の港湾都市バンクーバーは、華やかな都会と雄大な自然が見事に調和している街です。

カナダ第3の都市であり、雪に覆われた山肌が鮮明に見えるほど山が近く、太平洋に面しています。華やかで現代的な高層ビル群、多様で活気に満ちた文化、自然の多い公園や美しいビーチなど、すべてが揃う、冒険家にとってはパラダイスのような場所。また、他の都市と違って街の中心部からそれほど離れていないところに自然が広がっているので、都会の良さを味わいながらも大自然でくつろぎたいという人にぴったりです。

世界最長を誇るバンクーバーのウォーターフロントには、街探検が楽しめる何百ものルートがあります。こうした環境に恵まれたバンクーバーに、ランニングの伝統と活気に満ちたランニングシーンがあるのもうなづけますね。

今回はバンクーバー在住のランナーが、この街の真髄を堪能できるルート3つを紹介します。

バンクーバーのランニングガイド

On Run Crewのメンバーであるマークにとって、2007年にフィリピンから移住したバンクーバーは第2の故郷です。バンクーバーはいつでもバカンスの雰囲気が味わえる場所だと言います。

「美しい都会や広大な自然が広がるバンクーバーには、見どころも多く、様々なアクティビティが楽しめます」

「ここでできることは無限大です。素晴らしいランニングコミュニティーもあります」

「バンクーバーには様々なランニングクラブがあるので、自分のニーズに応じて選べます。『レインクーバー』としても良く知られているので、多少の雨は気にしないでくださいね」

「自分にとってランニングは、瞑想のようなものです。朝のランニングは1日の始まりにぴったりだし、午後のランニングは仕事で溜まったストレスを解消するのに最適です」


心を動かす

これまでと同様、バンクーバーで走るのにおすすめのルートをマークに教えてもらいました。

紹介してもらったルートは、中心街を回る15km、観光名所のスタンレーパークを巡る10km、海沿いの5kmの3つです。

体を動かし、心を澄ませ、街を探検するのに最適なルートばかりです。

5km:ビーチルート

マークが紹介する5kmルートは、キツラノ、ハーデン、サンセットの美しい3つのビーチを通ります。バンクーバーで唯一の海水プールを通過し、バラード橋を渡り、イングリッシュベイからのビューを楽しみます。

「この5kmルートは、街の中心部に向かいながら気軽で簡単なランニングが楽しめます。朝や夜のランニング向きです。朝日や夕日を見たいときには特におすすめです」

「Turfはおいしいコーヒーと食べ物があるので、ランニングをスタートするのに最適です。夏のキツラノビーチは、最もにぎやかなビーチの1つ。周辺にはショッピングスポットやレストランがたくさんあります。エルシェ岬とバラード橋は、日の出と日没を撮影するのに絶好のスポット。あとはサンセットビーチでランニングを終えれば完璧です」

5km:ビーチルート

 Stravaで見る

10㎞:スタンレーパーク・シーウォール

バンクーバーの中心街近くにあるスタンレーパークは、短い時間でランニングを楽しむのに最適な場所です。マークが案内してくれたのは、世界最長のウォーターフロントの一部を通るルート。いくつものビーチや、素晴らしいスカイラインが眺められるエルシェ岬、そしてアールデコ調のバラード橋を通過します。道は平坦で風通しが良いので、ランナーにはとても走りやすいルートです。

「街の近くにいながら、壮大な景色に浸ることができる素晴らしい場所です。私は昔からこのルートを走っています。良い思い出もあれば、悪い思い出もありますが、それがトレーニングになることもあるんです。熱心なランナーであれば、このルートは必見です」

「スタンレーパークのルートは、お気に入りのスタンレーパークブルワリーから始まり、地元ではファーストビーチとして知られているイングリッシュベイのビーチまでを1周して終わります。時計や携帯電話を忘れても、シーウォール沿いの標識を目印にすれば大丈夫です」

10km: スタンレーパーク・シーウォール

 Stravaで見る

15㎞:中心街ルート

ロングランには、バンクーバーの中心街を回るルートがおすすめです。

「コーヒー、ビール、ドーナツ、レストランなど、何でも揃っているお気に入りのスポットです。もし冒険がしたいなら、水上タクシーを利用して対岸に渡り、そこからランニングを再開することもできます」

「次は、おいしいコーヒーショップTerra Breadsのあるオリンピック村です。少し進むと、サイエンスワールドがあり、がん研究活動家として有名なテリー・フォックスの銅像を通り過ぎます。自分が今までランニングを続けてこられたのは、テリー・フォックスの姿勢に勇気づけられたところが大きいです。あきらめない心も彼から学びました」

「そのまま進むとすぐに歓楽街のギャスタウンに入ります。タイミングが合えば、(15分ごとに蒸気で笛が鳴る)蒸気時計台の音色が楽しめます。15kmルートは、オリンピックの聖火台があるカナダプレイスで終わります。この周辺にはありとあらゆるレストランがあるので、空腹も満たせますよ!」

15㎞:中心街ルート

 Stravaで見る

マイクの着用アイテム