

寒さの中を走るのは意外と気持ちがいいもの。スマートなレイヤリングで暖かさを保ちつつ、冬でもモチベーションを維持する方法をご紹介します。


冬のランニングは、暗く冷え切った屋外に飛び出すのに勇気がいるもの。暖かい布団や心地よいソファの誘惑に、つい負けそうになります。でも思い切って走り出せば、悪条件を乗り越えたという特別な達成感を味わえます。
春のマラソン大会に向けトレーニングに励む人も、季節に関わらずランニングをルーティンにしている人も、この時期に頑張っておけば、再び日が長くなり始める頃には成果が現れます。必要なのは寒さに負けない覚悟、そして適切なギアだけです。
最初に冷気に触れた瞬間から最後のストライドまで、寒い日のランニングをずっと快適にこなせるかどうかは、ウェアのクオリティにかかっています。
冬用のランニングウェアを選ぶ際は、保温性と通気性のバランスが取れているかをチェックしましょう。ポイントは、暖かなのに蒸れないこと。体に触れる部分に暖かい空気を閉じ込めながら、湿気は逃してくれることが重要です。
保温性の高いファブリックは小さな空気の層を含むことで体温を保ってくれるため、外気の温度が下がっても快適さが続きます。同時に、吸湿速乾性素材は汗をすばやく発散させるので、ペースを緩めたり運動を終えても体が冷えません。
そして天候の変化にも備えたいところ。体を暖かく保つ保温性アイテムに加えて、風を通しにくく水を弾く軽量なアウターレイヤーを準備しましょう。悪天候に対する最後のバリアとして雨や雪、冷たい突風から守ってくれます。




ジャケットを一枚、上に羽織るだけでは冬を乗り切れません。ウォームアップやクールダウンと同じく、冬の運動にはレイヤリングが不可欠です。天気の移り変わりや、体温変化に合わせて快適に過ごせるようサポートしてくれます。
賢いレイヤリングに必要なのは次の3つ。
- ベースレイヤー:吸湿速乾性に優れた最初に着る一枚 - ミッドレイヤー:暖かさをキープする部分 - アウターレイヤー:雨や風から身体を保護
ランニングといっても人それぞれ個性があります。走り出して体温がすぐに上昇する人もいれば、ゆっくり時間をかけて体が温まる人もいるため、全員にぴったりのやり方があるわけではありません。レイヤリングに迷ったら、一枚多めから始めて、必要に応じていつでも脱げるようにしておけばいいでしょう。
- 最初のレイヤー(ベースまたはミッドレイヤー):肌ざわりの良さと断熱性を重視しましょう。Climate Shirtは、暖かさを閉じ込めるチャンネル構造の生地を採用。軽い着心地でかさばらず、寒い日でも快適に走れます。素肌にそのまま着てもよいですし、寒さが厳しいときはミッドレイヤーとしても活躍します。
- 二番目のレイヤー(ミッドまたはアウターレイヤー):天候に応じて調整する部分です。雨や風のない日なら、薄手のベースレイヤーにClimate Shirtを重ねればおそらく十分でしょう。雨や雪、風がある日は、軽い保温性のあるミッドレイヤーの上に、ウォータープルーフのTrek Jacketのような撥水性の高いアウターシェルを着れば完璧です。
- 最初のレイヤー(ベースレイヤー):ドライな着心地が続く吸湿速乾性トップスを選びましょう。Performance-Tなら理想的。また、長袖タイプのPerformance Long-Tなら腕をしっかりカバーするためより暖かく、気温が5°Cほどまで下がっても対応できます。
- 二番目のレイヤー(アウターレイヤー):気温が5°C以上なら、かえって熱くなりすぎる可能性があるためミッドレイヤーは必要ありません。テクニカル素材を採用したCore Jacketなら、体の動きを妨げることなく風や軽い雨にも抜群のプロテクションを発揮します。
冬の厳しさに負けずにランニングするには気合がいりますが、実は肉体的にも精神的にも大きなメリットがあります。寒い中(または暗い夜)でも走り続けることで、春が訪れる頃には身体的にも鍛えられ、メンタル的にもタフになっているでしょう。
- 心肺機能が向上:寒冷な環境では、血液を循環させ体温を調節する心臓の働きが高まります。その状態を継続すると、心血管の効率がアップし、持久力も向上します。
- 筋肉の修復を促進:気温が低いと、激しいトレーニング後の炎症や熱の蓄積が自然に抑えられます。クライオセラピー(冷却療法)には及ばないものの、次のランニングまでの筋肉のリカバリーも早まります。
- ポジティブな気分に:冬のランニングはエンドルフィンやエンドカンナビノイドの放出を促進します。いずれも気分を明るくし、ストレスを軽減する天然の化学物質です。厳しい自然条件に打ち克ったという満足感も加わって、冬特有の倦怠感に効き目があります。
- 負担の少ない走りが可能に:気温が低いときのランニングは、体温調節に使うエネルギーを抑えられるので、それほど頑張らなくてもスピードを維持することが可能です。そのため速く走りやすく、持久力もアップします。


冬のランニングギアを正しく選べば、10℃の日のジョギングでも、0℃の日の長距離走でも、順応性抜群です。雨風から身を守ってくれる軽量で耐久性に優れたのウェアなら、Onのジャケットコレクションをぜひご覧ください。どんなコンディションでも自信をもって快適に走れます。
早朝でまだ暗かったり、身を切るような風があるからといって家にこもっていては、折角の機会を逃がしてしまいます。ランニング初心者もマラソンレースの常連も、冬のトレーニングでしか得られない充実感を味わいませんか。