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トレイルランニングシューズと​ハイキングシューズ:​その​違いは?​

適切な​シューズを​履くと​トレイルでの​足裏の​感覚が​変わります。​軽さと​瞬発力を​重視する​トレイルランニングシューズと、​上級トレイルでも​優れた​安定性と​サポート力を​発揮する​ハイキングシューズ。​次の​トレッキングに​最適な​一足を​選ぶ方​法を​紹介します。

尾根道に沿って歩いている2人のハイカーの遠景。

「トレイルを駆け抜けていく感覚が好きなんです。トレイルランニングシューズには軽さと反発力があり、走りの感覚が劇的に変わります」と語るのは、Onアンバサダーのレナ・シュトローマイヤー。「スピーディに動けること、路面に自然に適応すること、そして地面との一体感を私は大事にしています」

トレイルランニングシューズとハイキングシューズのどちらを選ぶかは、トレイルの走り方によって決まります。トレイルランシューズが重視するのは、軽さ、瞬発力、接地感。整備された道でも、反発力が求められる上級トレイルでも、スピーディに動けるよう作られています。

ハイキングシューズが重視するのは、安定性、保護機能、サポート力です。硬めのミッドソール、丈夫なアッパー、ホールド感のある立体構造で、重い荷物を背負って不整地を長い距離歩くトレッキング向けに作られています。「安定性には優れているけれど、私がランニングに求めるスムーズでワクワクするライド感は薄れてしまいます」とシュトローマイヤー。

どちらを選ぶかは、路面やペース、荷物の量によって決まります。

岩に立て掛けたOnのランニングシューズ。岩に立て掛けたOnのランニングシューズ。
Onのギアを装着し、急勾配の斜面を登っていくハイカー。Onのギアを装着し、急勾配の斜面を登っていくハイカー。

トレイルランニングシューズと​ハイキングシューズ:クイック比較

ここで、トレイルランシューズとハイキングシューズを、重さ、サポート力、保護機能、グリップ力の点で比較します。


トレイルランニングシューズ

ハイキングシューズ

適した用途

スピードハイク、整備された道、トレイルランニング、日帰りのレジャー

上級トレイル、複数日のトレッキング

重さ

軽量で優れた屈曲性

やや重めで抜群のサポート力

通気性

通気性と速乾性に優れたメッシュ素材 

優れた耐候性 

安定性

足首の可動域を自然にサポート

優れた横方向のサポート力と安定性

サポート

自然な足の動きをサポート

足元をしっかり支える設計

保護機能

トゥガードとロックプレート

丈夫なアッパーと補強されたソール

耐久性

スピードと反発力を重視した設計

長期間の使用を想定した設計 

グリップ力

多様な路面にも柔軟に対応  

深いラグでタフな路面にも対応  

重さと履き心地

「何より重要なのは安定感と接地感ですね」とシュトローマイヤーは語ります。「浮き石や木の根、ぬかるみ、滑りやすい場所を走ることもあるため、足元が滑る不安を感じさせない信頼できるシューズが必要です」。Cloudultra Proのようなトレイルランニングシューズは軽さと反発力を重視しており、路面の変化に自然にすばやく対応できます。長い距離を走っても快適さが続く軽い作りで、地面をつかむ感覚もきちんと維持してくれます。

ハイキングシューズのアプローチはこれとは異なります。密度の高い素材としっかりした作りで、通常よりも高い負荷がかかっても足元がブレにくく、不整地でもきちんと接地感を得られます。 


サポート力と安定性

サポート力とは、凸凹した地面でも足元に安定感を得られるかを指します。ハイキングシューズのミッドソールは硬い作りで、さらにナイロンやTPU製シャンクで補強することで足元の安定感を高め、上級トレイルでも足が疲れにくいようになっています。

一方、トレイルランニングシューズは動きやすさと接地感を重視します。自然な足の動きを促すしなやかな構造で、自身の筋力とバランスで路面に適応するよう設計されています。 

シュトローマイヤーはこう説明します。「シューズが軽くて反発力にも安定性にも優れていると、自分の体を信じて、路面に合わせたより自然な走りができます。反応もすばやくなりますし、トレイルに逆らうのではなく、余裕のストライドで流れに乗って走れるんです」 


保護機能

トレイルランニングシューズは瞬発力と接地感を重視しています。そのため軽いフォーム素材で軽量化を図りつつ、不整地での反発力を維持します。多くのモデルは、ミッドソール内部に薄いロックプレートを入れることでゴツゴツした岩や木の根から足を守りながら、地面の感触はきちんと伝わる設計になっています。

ハイキングシューズは、保護性をより重視したアプローチを採用しています。ミッドソールはより密度が高く、アッパーには補強が施され、フルレングスのシャンクが足と地面との間に強力なバリアを形成。こうした補強構造が衝撃を吸収するため、起伏の激しい上級トレイルにも自信を持って挑めます。  


通気性と耐水性

トレイルランニングシューズは、足を涼しく保つために通気性の高い構造になっています。軽量のメッシュアッパーが熱を逃がし、川を渡ったり突然の雨に見舞われても短時間で乾きます。

ハイキングシューズには、湿気や砂を遮断するためにレザーやスエード、高密度の合成繊維などの重めの素材が使われます。多くのモデルには防水性能の高い裏地が施されており、濡れた地面でも安心して動けます。ただ、その分通気性には劣るため、激しい運動の際は暑さを感じることがあります。  一般的に、防水性に優れたハイキングシューズは寒冷で濡れた路面に適している一方、通気性の高いトレイルランニングシューズは乾いたトレイルでのスピーディな動きに向いています。 


グリップ力

グリップ力はラバーコンパウンドとラグの形状に左右されます。トレイルランニングシューズもハイキングシューズも、不整地でのコントロールを強化する高グリップのアウトソールを備えていますが、それぞれ異なる動きを想定して作られています。

通常ハイキングシューズには、ぬかるみや崩れやすい土、湿った草地などの柔らかい地面をしっかり捉える、食いつきの強い深いラグが採用されており、そのため、上級トレイルでも抜群の安定感を発揮します。

トレイルランニングシューズにはスピードと適応力を最優先し、多方向に入れられた浅めのラグパターンが採用されています。これによりすばやい重心移動、スムーズな着地、確かなグリップを実現し、上り坂や下り坂、曲がり角でもペースを落とさずに走ることができます。 

シュトロマイヤーにとって、この動きやすさも魅力の1つです。「足首は自由に動かせられるようにした方が、思っている以上に安定するものです。体を動かし楽しめればいいのですから、いつも完璧に安定せずとも気にしなくて大丈夫。体が適応するのに任せればよいのです」 


耐久性

トレイルランニングシューズとハイキングシューズでは重視する機能がそれぞれ異なるため、それが耐久性にも影響を与えます。

ハイキングシューズには丈夫なアウトソールや補強されたアッパー、密度の高い素材を使用するため、耐用期間は通常500~1,000マイル(800~1,600km)です。Cloudrockのようなハイキングシューズでは履き慣らし期間が必要な場合もありますが、耐久性に優れたその構造により、数年間の上級トレイル使用にも十分耐えます。  トレイルランニングシューズはスピードと瞬発力を発揮できるよう作られており、時間の経過とともに軽量なフォーム素材が圧縮されていくため、耐用期間は通常300~500マイル(480~800km)と短めです。反発力と柔軟性に優れており、快適さと効率が重要なスピードハイクやトレイルランに最適です。

どちらを選ぶかは、軽さと反発力を重視するか、長期の耐久性を重視するかによって決まります。

岩場を登るハイカーが着用するOnのハイキングシューズとパンツ。岩場を登るハイカーが着用するOnのハイキングシューズとパンツ。
街中を走るランナーが履くOnのランニングシューズ。街中を走るランナーが履くOnのランニングシューズ。

トレイルランニングシューズが​適している​ケース

トレイルランニングシューズは、スピード、瞬発力、接地感を重視して作られています。柔軟性に優れた軽量な履き心地で、スピードハイクや日帰りのレジャーにぴったりです。

「優れたトレイルランシューズは、靴を履いているのを思わず忘れてしまうほど軽いんですよね。なのに、一歩踏み出すごとに反発力を発揮してくれるんです」とシュトローマイヤーは説明します。「だからこそトレイルでフロー状態に入れるんですよね」

トレイルランシューズの多くは通気性と速乾性に優れたメッシュアッパーを採用しているため熱がこもりにくく、濡れても短時間で乾きます。そのため、長時間動いても快適な履き心地が続きます。

ハイキングシューズが​適している​ケース

ハイキングシューズは保護性と安定性を重視しており、重い荷物を背負った状態でも上級トレイルで安心して足を進められます。足元をしっかり支える構造により、不整地や複数日のトレッキングでも足運びが安定します。

硬めのミッドソール、トゥガード、丈夫なアッパーが、険しい地形や度重なる衝撃から足を守ります。トレイルランニングシューズに比べると横方向の安定性も高いため、急な上り坂やでこぼこの下り坂、バッグを背負い長時間移動するときも抜群の安定感を発揮します。

トレイルランニングシューズよりも重く、屈曲性には劣りますが、それは、足を守るための構造が加えられているためです。そのため、路面の状態が刻々と変わっても自信を持って歩けます。

トレイルランニングシューズと​ハイキングシューズ、​どちらを​選ぶ?​

トレイルランニングシューズとハイキングシューズのどちらにすべきかは、それぞれの特徴を把握したうえで、路面やペース、目標に合わせて判断しましょう。

シュトローマイヤーはこう言います。「コースを最初から最後まで走って進まなくてはならない、という決まりはないのですから、途中で歩いてもいいわけです。安定性に不安があるなら、難易度の低いトレイルから始めて、自分の足の感覚を信じてみましょう。焦らずに自分のリズムを見つけて、景色を味わえばいいのです。スピードよりも、体を動かすことや楽しむことのほうがずっと大切ですから」

路面を確認したら、それに合わせたギアを準備。あとは流れに任せて自然を満喫しましょう。

よく​ある​質問

ハイキングシューズとトレイルランニングシューズのどちらがおすすめですか?

整備されたトレイルを利用する予定で、スピードや瞬発力、軽さを重視するなら、トレイルランニングシューズを選びましょう。難易度の高い路面や重い荷物を背負った状態で、より高い安定性と保護性、サポート力を求めるなら、ハイキングシューズが最適です。  


ハイキングシューズは足首のサポートに優れていますか?

一般的にはそうです。ハイキングシューズはミッドソールが硬めで構造がしっかりしているため、不整地でも足元が安定します。一方、トレイルランニングシューズは屈曲性と自然な足運びを重視しています。  


トレイルランニングシューズは、普段使いのスニーカーと比べてどのようなフィット感が理想ですか?

長時間のランでは足がむくむことがあるため、つま先部分に十分な余裕があり、快適にフィットするモデルを選ぶようにしましょう。ハイカーやランナーの多くは足のむくみを考慮して、普段使いのスニーカーよりもハーフサイズ上を選びます。急な下り坂で足がシューズの先端に当たらないよう、つま先部分に十分余裕があることを確認することが大切です。


トレイルランニングシューズには履き慣らしが必要ですか?

大半のトレイルランニングシューズは屈曲性の高い素材を使い、軽量に設計されているため、すぐに使用できます。ただし、長時間のハイキングやランニングに使用する前に、短距離で何度か着用しておくことをおすすめします。  


トレイルランニングシューズは普段使いに適していますか?

砂利道や草地、土などのさまざまな路面を歩くなら、トレイルランニングシューズは普段使いにも活躍します。ただし、トレイルでのグリップ力を重視して柔らかめのラバーコンパウンドを使用しているため、舗装路では摩耗が早くなることがあります。

Onのミッションは、動くことを通じて人の心に火を灯すこと。インスピレーションの源はアスリートたち。夢を現実にするスイスの技術。一緒に動こう、そして夢を見続けよう。Dream On.

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