2014年アフリカ・クロスカントリー選手権エチオピア代表
2016年世界ハーフマラソン選手権11位
2024年米国ロードレース大会15km優勝
マラソンのトップアスリート、テショメ・メコネン選手は自分がプロのランナーになるとは想像もしていませんでした。でもそれを予感させるシーンはいくつもありました。子どもの頃はエチオピアのティグレの田舎で自分の影やウサギをよく追いかけて遊んでいました。高校時代に大会に出場するようになると、犠牲をいとわず努力してきたことがレース当日に実を結びました。2022年には米国市民権を取得。全力で自己研鑽に励むメコネン選手は、現在では米国屈指の長距離ランナーとして地位を確立しています。「成功に終わりはありません。そして一度失敗したからといって、次も絶対に失敗するわけではないのです」